2020年11月22日

オウシュウフリートの19の難点

ノルマンディー1次募集で残った牡馬は、40口を除
いて基本ダートで期待したいが馬体重が420~430
キロ程度なので、今すぐには手を出しにくいという
共通点があります。

ダートで小さい牡馬は、たしかに不利です。

ただ、生まれ月から標準サイズまで何とか育つか
もしれないのは、4/10生まれのオウシュウフリート
の19と小さいけれども馬体が広いヤマサラグラン
ジュの19でしょうか。

オウシュウフリートの19は、母系がちょっと古い
感じのダート血統なのですが、父がザファクターと
いうあまり聞き慣れない馬なのですね。

まあ母父から言えば、あまり芝に対応できるスピー
ドは期待薄かなぁと思っています。

外国産のダート父と、日本の砂でそこそこ実績のあ
る母系との配合なので、驚くような変化はあまり期
待は出来ないと思いますが、ごく自然にダートで稼
いでくれるポテンシャルは有っていい筈です。

ダート馬にしては、ちょっと高めの募集金額だけど。

馬体から見れば、ガチガチの筋肉質という感じでは
ありませんが、いい感じにバランスが取れているの
で、これから良質の筋肉が付いて行けば、見た目は
良いダート馬になりそうです。

その割には、繋ぎがやや寝ているのでどうなのかな
と思います。芝で立ち繋ぎで走られるよりは精神上
いいのかもしれませんけど。

兄姉は・・・、半兄1頭の成績はいいですが半姉達
は相対的にはイマイチですね。母の仔出しが分かり
易いのであれば、牡の本馬は期待大なのですが。

ただ、馬体重の軽めの馬は、軒並みダメではあるの
で、本馬もデビュー時には450キロ以上は欲しいと
ころですね。

募集時が425キロなので、あと25キロ+α増えれば
いいのですが、それがノルマンディーの育成では
簡単には行かないこともよくある話なので、そこが
一番の難点です。

厩舎は、ヴィータアレグリアで地方重賞を取らせ
て頂いているところなのでダート馬なら安心です。

関西では既にダート馬を確保していますので、関東
でダート馬を確保するのなら本馬かなという気も
します。

とにかく、馬体重は増加してくれないと多分ダメな
ので、そこまで様子見をさせて頂きたい一頭です。
posted by うまっこぷらす at 07:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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