・コルコバードの23
母10歳時の3番仔。
母は5勝。母父ステイゴ-ルドはあまり好みではありませんが
初仔、二番仔は複数勝ち。これは素直に優良な繁殖牝馬と言え
るのではないかと思います。
本馬の父リオンディーズは、最近テーオーロイヤルが天皇賞を
勝っています。しかし、殆どの産駒は芝もダートもマイルあた
りを走っていますので、本馬も芝マイルあたりに落ち着きそう
な気はします。
馬体がまともであれば、大人気するでしょう。
残念ながら、一般抽選ではほぼ勝ち目はなさそうですね。
価格はリオンディーズですから10万円くらいで収まると思い
ますが、兄たちの成績がいいので吹っ掛けてくる可能性も捨て
きれないですよね。
・リラヴァティの23
母12歳時の6番仔。
母は重賞馬で5勝も挙げています。初仔から重賞連対馬を出し
ており、4番仔も先々は明るい感じですね。
ただ、産駒はそこそこ高いので、父リオンディーズといえども
牡馬ですから12万超えは覚悟しておくべきかもです。
種牡馬リオンディーズの血統は、本当に素晴らしいと思うので
すが、産駒は意外な程にクラシックには絡まないので、高額だ
とクラシックでよく見る種牡馬の方に目が行く感じになります。
なので、値付けは相当難しいだろうなと思います。
特に今回は、割と良い繁殖牝馬に付けていますので牧場として
も大いに期待はしているのでしょうけれど。
・エリスライトの23
母8歳時の2番仔。
個人的には期待したい配合馬なのですが、基本この牝系は重い
のですよ。なので芝よりもダート向きなのだと思います。
種牡馬が強力な芝馬ならば芝で走ると思いますが、リオンディ
ーズの場合はどう出るのか、興味はあります。
本馬は、近親のオーソクレースとかなり近い配合なので、もし
シーザリオの血が母の牝系と上手く合うのであれば、今年はマ
リアライトの仔を狙うよりは本馬の方が面白そうに思います。
当然、バツ無しではお話にはならないのでしょうが、今年はア
ールブリュットの仔の出来が良くないと判断すれば、最優先を
本馬に使いたいとなるかもしれません。