ノルマンディー２次募集馬について その1

・アイルチャームの22

父イスラボニータ。母6歳時の初仔。
母父がアイルハヴアナザーなので、ダートで期待できそうなの
ですが、案外芝で勝ち上がっているところが面白いですね。

イスラボニータとの組み合わせは、芝でもダートでも期待でき
そうなので色々楽しめそうです。母馬優先のある牡馬なので、
簡単には出資することはできないでしょうね。

馬格はあった方が望ましいのですが、父も母父も知り尽くした
岡田スタッド産なので、一応ダメもとでも行っとくべき馬かな
と思っています。


・アンジェリカスの22

父トーセンラー。母9歳時の4番仔。
一応、岡田スタッド産では割と頑張っているトーセンラー産駒。
でも、本馬はセレクションセール出身なのですよね。
どうも父トーセンラーって、いまいち乗り気はしませんけど。

ただ、母父ハービンジャーに母母父がスペシャルウィーク。
母母母父がトニービンなので、本馬は芝でこそ輝きそう。
逆に言えば、勝てなくて地方に行ってもあまり期待は持てない
みたいな。

それでも芝で稼ぐことが叶えば賞金も良いですし、何よりこの
母系は魅力的。いいところの厩舎であれば、クラブも本気とい
うところでしょうか。


・ヴルタヴァの22

父スワーヴリチャード。母7歳時の2番仔。
母父がロードカナロアということで、この馬も面白そうですね。
ただ、芝馬はいいのだけれども、このクラブは2歳戦はほぼ使え
ないので勿体ないのですよねぇ。

もうちょっと早くから使いだせると、クラシックへ向けてのロ
ーテーションも自由に組めるのにね。まぁ元々そんなところを
目指す募集馬って感じではありませんでしたが、こういう期待
できそうな配合馬は使いだしを早めるべきですよね。


・ヴンダーゾンネの22

父ウインブライト。母16歳時の10番仔。
血統的には、あまり魅力的ではないですね。遅生まれですし、
馬が小さければデビューも遅くなりそうな予感です。

パワーはありそうな配合馬なので、成長次第では面白そうな馬
に育ってくれるかもしれませんが。


・サウスグローリーの22

父パイロ。母7歳時の2番仔。
配合的には文句ないところなので、あとは馬体だけ。
ダートしか走れないのに、小さいのだけはホントに勘弁してく
ださい。

強いて言えば、中央よりも地方が合うかもしれないところかな。
まぁ本馬の母馬や母母馬に、これでもかとダート馬を付けてる
ところに強烈なダート愛を感じてしまいますので、本馬の活躍
を大いに期待したいところです。


・ジェルヴェーズの22

父レッドファルクス。母10歳時の5番仔。
父も母父（メイショウサムソン）も微妙なところですよね。
まだ母馬も若いところですし、ここで大物を出してきてもいい
のですが地味なのです。

かなりの遅生まれですし、こういう馬が1次ではなく2次募集と
いう形で来た場合は、少し用心した方がいいのかもしれません。
とにかく馬を見てからですねぇ。

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ノルマンディー出資２歳馬の近況

・ラフォンターナ

(美浦トレセン)
3日（日）に坂路コースで4ハロン60.2-43.8-29.1-14.6を単走で
馬ナリに追われ、7日（木）にはWコースで5ハロンから0.7秒
追走して併せ、66.3-52.2-38.0-12.6を直線強めに追い切りました。

もともと腹袋があるタイプですが、それでももう少しお腹回り
を中心に絞りたいのはあるので、本数はまだ重ねたいですね、
とのことです。

まだ時間は掛かりそうですが、大型馬なので仕方ありません。
年末年始辺りのデビューは意識できるかも、とのことなので
楽しみにしています。


・レーウィン

(チャンピオンヒルズ)
現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで3000m、
坂路コースを1本（17～18秒ペース、週2回は13秒ペース）の
メニューで調整中です。

しっかり動けていますし、いい走りを見せていますよ。素直で
すし良いところがありそうで楽しみな馬ですよ、とのことです。

早ければ来週の帰厩もありそうなので、年内デビューも可能性
は残されています。まぁ年始でも問題はありませんし、写真だ
けを見れば即勝ちそうな感じなので、期待十分ですね。


・アレナパラシオ

(キャニオンファーム土山)
現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで3000～
4000m、坂路1本（16～17秒ペース）のメニューで調整中です。

調整は順調のようですが、元気になってきたのでしょうか。
少しうるさい位が本当のアレナパラシオだと思いますので、早
く良くなってきて貰いたいところです。


・イリスアスール

(栗東トレセン)
距離を1400mへ戻すより、再度1200mに向かった方が良さそう
とのことなので、12/28（木）阪神・2歳未勝利（芝1200m・混）
を目標に進めていきます、とのことです。

末脚がいまひとつなので、平坦コースの方が合ってそうな気も
しますが距離は千二でも問題はなさそうですね。
前々で粘り込んで、前の馬を捕まえて次走こそ勝ちきって欲し
いところです。


・エイブラムス

(美浦トレセン)
12/10（日）中京・2歳新馬（ダ1400m・混）吉田隼人騎手で
出走します。

3日（日）に坂路コースで4ハロン57.4-42.5-28.6-14.1を単走で
馬ナリに追われ、6日（水）にはWコースで5ハロンから0.3秒
追走して併せ、67.5-52.7-38.3-11.9を馬ナリに追い切りました。

ゲート試験からここまで特にこちらが注文を付ける必要がない
ですし、2歳のこの時期の馬としては本当に利口ですよ、との
ことです。

乗りての指示通りに動く事が出来るのは、かなりの強みですね。
調教時計は特にいいものではありませんが、ここまで時間を掛
けて乗り込んで来ました。

ダート馬なので、馬体重はもう少し欲しかったところですが、
初仔ですし、2歳時で450キロ台ならまぁ細くはないでしょう。

血統的にはダートでかなり期待が持てる筈です。できれば千八
までこなせれば大きいレースまで狙えるのですが、まずはここ
でスピード能力を存分に見せて欲しいところです。


・フレアビート

(ノルマンディーファーム小野町)
術後の経過も良好で、6日（木）に福島県・ノルマンディーファ
ーム小野町へ移動しました。
今後は厚賀・オカダスタッドで調整することになり、患部の状態、
体調面も見ながら輸送するスケジュールを立てていく予定です。

骨折で無念のリタイアですが、全治6ヶ月の診断です。
おそらく地方からの再出発ですが、そこは問題はない筈ですね。


・スターチスブーケ

(栗東トレセン)
6日（水）に坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、52.3-
38.4-25.4-13.0を馬ナリに追い切りました。

終始馬ナリだったのですが、一杯に追われる相手がなかなか追い
付いてこなかったため、ラストは余裕を持ったままゴールしてい
ます。
見た目の体付きに比べて動きはシャキッとしています。
スピード能力が高そう、とのことです。

12/17（日）阪神・2歳新馬（ダ1200m・混）に鞍上はムルザバ
エフ騎手でのデビューということなので、期待感爆上げですね。

できれば、他馬を引き離して楽勝して貰えたら夢が広がります。
いつかパウオレとの対決の日が来ることを楽しみにしています。


ちなみに、パウオレはカペラS除外残念でした。
12/24（日）阪神・りんくうステークス（ダ1200m）を是非勝利
して重賞に出られる様になって欲しいところです。

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ノルマンディー2022年産二次募集馬について

2022年産二次募集馬ラインナップが掲載されました。
スワーヴリチャード産駒やレイデオロ産駒がいますので楽しみ
です。ダート路線では、パイロ産駒とゴールドドリーム産駒、
ダノンバラード産駒もいいですね～。

レイデオロ産駒は、もしかしたらダートの方が走りそうかも。

今年は２次募集馬も選ぶ楽しみが大きそうですね。
年末年始まで悩みそうです。

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