・シンハライトの18
母5歳時の1番仔。母はGⅠ馬でJRA最優秀3歳牝馬(2016年)。
競走馬の実績としては文句の付けようがないですね。
加えてシンハリーズの血を引く優秀な母系。母馬優先もあり
バツ無しではとても無理無理な筈。
まだ若過ぎるので、仮に今回は駄目でもいつの日か重賞馬を
輩出するでしょう。
・スパニッシュクイーンの18
母6歳時の2番仔。母は海外GⅠ馬。これもなかなか高そう。
でも、シンハライトの18よりはお安い筈ですし、母馬優先
が無いのも大きいですね。今年大流行?のサンデーの4×3
が無いのは少し残念なのですが、Storm CatとNureyevがある
母系ですからとても楽しみです。
・ブルーメンブラットの18
母15歳時の8番仔。本馬の半姉クラシックリディアを一口
持っていましたが、まさかこの偉大な母からこれまで重賞馬
どころかOP馬もいないとか驚きですね。
しかし、ここでサンデーの4×3というクロスができた本馬
なので、このクロスが有効だとするとかなり期待できそう。
母は高齢域に片足を突っ込んでいる状態なので、価格の割に
・・・という可能性も無くはないのですが、そこを含めてク
ラブ側が強気の価格で行くのかどうか、気になる一頭ですね。
・シーザリオの18
母 16歳時の11番仔。泣く子も黙るシーザリオ産駒。バツ無し
ではノーチャンスですね。もう高齢多産なのですが近年でも
GⅠ馬サートゥルナーリアを輩出しています。もう何でもあり
の繁殖牝馬ですね。
今回のモーリスとの配合はやはり狙ってのサンデーの4×3。
ただ、シーザリオの場合は、キングカメハメハの血があるの
かどうかの方が重要かもしれません。
・リラヴァティの18
母7歳時の1番仔。シンハライトの18とほぼ同じ血構成ですね。
母は重賞馬。眩いシンハリーズ血統なのですが、私はここで
もアダムスブリッジに出資して2勝止まり。アダムスブリッ
ジが7歳まで活躍できていたらと思うと今でも残念ですが、
脚元があまり強くはない一族なので、そこは注意が必要です。
こちらも当然のごとく母馬優先。他人が付け入る隙はあまり
無さそうです。初仔で牝なので、小さければワンチャンスあ
るかもですが、それはそれで怖いですものね。
う~ん、キャロットの馬選びはホント難しい・・・。
・ピュアブリーゼの18
母10歳時の4番仔。ピューリティー一族の中で、唯一成功と
いえる実績を挙げたのがピュアブリーゼ。ただ、上記の馬た
ちと比べると実績的な見劣りは否めないところ。
一口的にはピュールフォルスで失敗。懲りずにラインハイト
にも出資をしていますが、今のところは順調でも今後は戦々
恐々かもですね・・・。
モーリス自身が、あまり期待をされていた馬ではないので、
少し割り引くことは仕方ないかもしれません。個人的には
ダートで潰しが効くのかどうかが重要なポイントで、ダート
は走らないことは無いのでしょうが、ダートで有名処の種牡
馬がそんなに入っている訳ではないと思うので、モーリスの
種牡馬としての将来性は?が付きます。
ただ、本馬の母父Monsunは個人的には大好きなので、ここ
らで活躍馬を出していいと思います。メジロの由緒ある血統
を持つ種牡馬モーリスにも気持ち的には頑張って欲しい。
・ジュモーの18
母12歳時の5番仔。母は重賞馬を2頭も輩出している優秀さ。
本馬も牝馬とはいえ人気は高いでしょう。でも母馬優先はあ
りません。一般でし烈な抽選争いが待っています。
本馬の母父タニノギムレットが、モーリスと合うかどうか。
スピード的にちょっと苦しいかもしれませんが、母母ビスク
ドールの血は優秀ですし、その流れは続いています。サンデー
のクロスも持っているので、仮に母父タニノギムレットが駄目
だとしても何とかなるように思います。
モーリス産駒もホント豪華ですね~。これが来年も続くのか
どうか。グラスワンダーの血を伝える種牡馬ですし、メジロ
の血もある。いい具合にサンデーの血も含んでいるのでクロス
も作り易い。こういう血は大事にしたいところですが自分は
生産者ではないので、そこは色々難しいところなのでしょう。
この中ならスパニッシュクイーンの18とピュアブリーゼの18
に出資のチャンスありかも。