もうすぐ2歳戦が始まろうとするこの季節。
世間様はオークス、ダービーと盛り上がりの頃合いです。
残念ながら、我がうまっこ厩舎の3歳馬たちは、これらの
晴れの舞台に立つことが叶わなかった訳ですが、なんと
デビューを迎えようとする3歳馬がまだいます。
アブソルプションの父はゼンノロブロイで母はムガール。
やはり、ゼンノロブロイの仔は良く見えるのは確かです。
2次募集時に出資を決めたのですけど、ほんと2次出資
の馬は統計的には走りません。
そりゃあ良いと思われる馬は、目のよく肥えた会員様が
集うこのクラブにおいては1次或いは1.5次で満口に
なってしまうのが当然の成り行きですものね。
そういう意味においては、グリッターカーラの14やモン
プティクールの14、フローリッドコートの14そしてキャン
パスライフの14については些か心配でもあります。
ただ、これらの馬達はあくまでクラシックには用無しで、
尚且つ血統的にリスクのやや高い(種牡馬成績とか母
高齢とか)という潜在意識的に捨てられた馬たちなので
当然「当たり」馬は潜んでいると信じています。
もちろん、その可能性は高くはありません。
特にここキャロットクラブについては、ほぼ値段通りに
馬は走りますからね~。
アブソルプションについても、自分の思考を信じて出資
をした馬なのですが、今のところは失敗例になりそうな
感じですねぇ。まぁ実際はそういう例の方が圧倒的に多
いのですけれども。
去勢をして、気性が落ち着いたのは良かったと思います。
母高齢の影響なのか、インブリードの弊害が出ているの
か、とにかく脚元そして体調面が問題ありの馬ですから、
ようやくここまで来れたことに感動すら憶えます。
スピードというよりもパワータイプという庄野師の見解
なので、ダート戦でのデビューということのようですね。
ミスプロの濃いクロス持ちなので、ダートは問題ないと
思いますが、ゼンノロブロイ産でスピードが無いとなると
あまり期待は持てないのかなぁ。
未勝利戦終了まで、あと3ヶ月ちょっとです。
既走馬相手に、レースを覚えながら3ヶ月内で勝ち上が
らないといけないというのは、並大抵のことではありま
せん。
けれども、まだ結果はこれからなのです。
どの様な馬が走るかなんて、最初から判っていたらこの
世界では苦労なんてしていません。
来週は、残念ながらダービーではないけれど未勝利戦
に熱い想いを込めたいなと思っています。