2015年08月05日

1歳募集予定馬を見てみよう ヴィクトワールピサ産駒編

ヴィクトワールピサといえば、父ネオユニヴァース。
ネオユニヴァースの産駒は、微妙な感じなのが多い中に
あって、ヴィクトワールピサは皐月賞と有馬記念そして、
ドバイWCを制した偉大な馬でした。

ただ、日本ダービーやジャパンCを取りこぼしている成績
を見ると、同じサンデー系ではあってもディープインパクト
産駒とはちょっと違うのかな、という印象です。

基本は馬力タイプなのかもです。もしそうならダートでも
大物が期待できるかも知れませんよね。こういう種牡馬は、
実はキライではありません。思い切ってダート勝負と思わ
せる配合で期待をしてみたいところですが。


No.54 カメリアローズの14

本馬は母14歳時の7番仔。もうそろそろ微妙な年齢に
きている母ですが、本馬はご存知ダローネガの半弟です。
まだダローネガに肩を並べる産駒は出てきていません。
そのダローネガも重賞馬ではないので、母系の血が優良
かどうかは何とも言えないところかもです。

ただ、父ネオユニヴァースとの産駒では2勝している半姉
がいるので、その息子であるヴィクトワールピサとの配合
は狙い目と言えなくもないでしょう。
厩舎と本馬のデキ次第では、人気になるかも知れません。


No.55 カドリーユの14

本馬は母4歳時の初仔です。母は若いですね。母母の
ダンスザクラシックスも、繁殖牝馬としては今が黄金期で
すからね。まだ分かりませんが、もしダンスザクラシックスが
相当優秀なら、カドリーユも良い繁殖牝馬となる可能性は
高いと思います。

ただ、配合的にはパッと見て、ああ重いなと感じます。
ミスプロのクロスがあるので、ダートでどうかな~とも思うの
ですが、それでも最低限のスピード能力が備わっているの
かは見定めたいところですね。


No.56 ラフィントレイルの14

本馬は母11歳時の6番仔。キャロではお馴染みの母ですね。
そして、2番仔と3番仔が活躍しています。問題なのは、そ
のあとに続く産駒が現れるのかどうか。
通常の繁殖牝馬なら、これから活躍馬が出てくるのは難しい
のではないかと思います。

ただし、3番仔の父はネオユニヴァース。本馬の祖父になる
のですから、カメリアローズの14と同じ理論で考えれば今年
は買いだと見てもいいのかも知れません。

ネオユニヴァース産駒は、牝馬が走らないと云われますが、
自分の経験上、確かにあまり走りません。その血を受け継ぐ
本馬は牝馬です。やはりこれがネックかなぁ。

最後に、母系にノーザンダンサーのクロスがあるのですが、
これは本馬のスピード能力に少しくらいは良い作用が起こる
気がします。本馬が牡馬なら、かなり魅力的なのですが。
posted by うまっこぷらす at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする