ネオユニヴァースの産駒は、微妙な感じなのが多い中に
あって、ヴィクトワールピサは皐月賞と有馬記念そして、
ドバイWCを制した偉大な馬でした。
ただ、日本ダービーやジャパンCを取りこぼしている成績
を見ると、同じサンデー系ではあってもディープインパクト
産駒とはちょっと違うのかな、という印象です。
基本は馬力タイプなのかもです。もしそうならダートでも
大物が期待できるかも知れませんよね。こういう種牡馬は、
実はキライではありません。思い切ってダート勝負と思わ
せる配合で期待をしてみたいところですが。
No.54 カメリアローズの14
本馬は母14歳時の7番仔。もうそろそろ微妙な年齢に
きている母ですが、本馬はご存知ダローネガの半弟です。
まだダローネガに肩を並べる産駒は出てきていません。
そのダローネガも重賞馬ではないので、母系の血が優良
かどうかは何とも言えないところかもです。
ただ、父ネオユニヴァースとの産駒では2勝している半姉
がいるので、その息子であるヴィクトワールピサとの配合
は狙い目と言えなくもないでしょう。
厩舎と本馬のデキ次第では、人気になるかも知れません。
No.55 カドリーユの14
本馬は母4歳時の初仔です。母は若いですね。母母の
ダンスザクラシックスも、繁殖牝馬としては今が黄金期で
すからね。まだ分かりませんが、もしダンスザクラシックスが
相当優秀なら、カドリーユも良い繁殖牝馬となる可能性は
高いと思います。
ただ、配合的にはパッと見て、ああ重いなと感じます。
ミスプロのクロスがあるので、ダートでどうかな~とも思うの
ですが、それでも最低限のスピード能力が備わっているの
かは見定めたいところですね。
No.56 ラフィントレイルの14
本馬は母11歳時の6番仔。キャロではお馴染みの母ですね。
そして、2番仔と3番仔が活躍しています。問題なのは、そ
のあとに続く産駒が現れるのかどうか。
通常の繁殖牝馬なら、これから活躍馬が出てくるのは難しい
のではないかと思います。
ただし、3番仔の父はネオユニヴァース。本馬の祖父になる
のですから、カメリアローズの14と同じ理論で考えれば今年
は買いだと見てもいいのかも知れません。
ネオユニヴァース産駒は、牝馬が走らないと云われますが、
自分の経験上、確かにあまり走りません。その血を受け継ぐ
本馬は牝馬です。やはりこれがネックかなぁ。
最後に、母系にノーザンダンサーのクロスがあるのですが、
これは本馬のスピード能力に少しくらいは良い作用が起こる
気がします。本馬が牡馬なら、かなり魅力的なのですが。
ラベル:一口馬主 キャロット2015募集馬