2015年07月28日

1歳募集予定馬を見てみよう クロフネ産駒編 1

クロフネ産駒については、牝馬でも十分活躍できること。
芝・ダート兼用タイプが多いこと、そして価格が安いこと
が良い面として挙げられるのではないでしょうか。
その反面、クラシックとはほぼ無縁である。そして、下級
条件止まりであることを覚悟しておいた方がいいみたい
な気もします。今日は、牡馬を見ていきましょう。


No.37 フローリッドコートの14

本馬は母16歳時の9番仔。重賞馬ミッキードリームを
輩出した母も、最近は峠を越えたかなという感じですね。
ただ、父クロフネとの配合はとても良いような気がします。
母父サンデーはクロフネとは相性が良いですし、本馬の
母系にはこれまたクロフネとの相性が良いとされるトニー
ビンが入っているのですからね。

しかし、母の初仔が父クロフネの牡馬でしたが、どういう
訳か1勝止まりだったようです。それでも2800万程度は
稼いでいるので、つまらない馬ではなかったと思います。

あとは、母の血の頑張りですね。配合は良いはずなので
本馬が健康体であるのなら、きっと条件戦で活躍できる
と思います。


No.38 ボルボレッタの14

本馬は母5歳時の初仔です。今後は母が若すぎる。
でも、熟女よりは年頃の娘の方が良いのかもしれないで
すよ。もちろん、今は馬のお話しをしております。
母父はウォーエンブレムという異色の顔合わせ。個人的
には面白いな~と思っています。

母系にはサンデーがいて、母母はフサイチエアデール
なのですね。本馬の母ボルボレッタの半兄が父クロフネ
のフサイチリシャール。そう、クロフネ産駒なのにGⅠ馬。
きっとこの母系はクロフネとの相性が凄くいいのでしょう。

とはいえ、同配合であっても泣かず飛ばずの馬もいる訳
で、やはり本馬の造りや気性などはしっかりと確認する
べきなのでしょう。何となくですが、一発を秘めていそうな
感じの馬であって欲しいなと思います。


No.39 カスタリアの14

本馬は母11歳時の5番仔です。配合から言えば、ボルボ
レッタの14のようなスパイスを効かせたようなものではな
くて、母父サンデーという云わば王道路線の馬なのです。
1つ上の全兄が、今年か来年にデビュー予定なのですが、
出来うる限り早くデビューして貰い、どのくらい走るのかを
見定めたいところです。

兄姉には、今のところ活躍馬もいませんし、近親に目を向
けても函館2歳Sを勝った馬が1頭いるくらいなので、本馬
もあまりドデカイ活躍を期待するのは少々酷かもですね。

しかし、昔とは違って今は牡馬でもお求め易いはずです。
良い馬を引くことさえ出来れば、マデイラみたいに楽しませ
てくれるかも知れませんよね。今年のクロフネ産駒は無視
できないと思います。
posted by うまっこぷらす at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする