何故か牡馬の数が、牝馬よりもかなり多いということ
なので、個人馬主には些か不人気なのではと感ぐっ
てしまいます。
たしかに、ハービンジャー産駒はこれまでクラシック
にあまり縁がないように思います。早い時期に2つめ
を勝つことがなかなか難しいようですね。
牧場側もハービンジャー産駒の特長は掴んでいる筈
なので、今年は変わってくるかもしれません。
そういう先を見越して、例え不人気種牡馬であったと
しても、良いと思う馬に出資しておくのがバツを持た
ない自分へと課せられた使命となのだ、というのは、
かなり言い過ぎですよね。
No.9 シーズンズベストの14
シーズンズベストは、キャロ馬で本馬は初仔ですね。
初仔は小さい馬が出やすいので、馬体重が気になる
ところです。堅実な成績を残した母なので、本馬も期
待が大きいのだと思います。
本馬の母父はゼンノロブロイ。種牡馬としては気性が
軟弱な産駒が多いように思うのですが、母父となって
変化があるのかどうかも興味あるところです。
牡馬ですし、当然人気はしますよね。
No.10 リーチコンセンサスの14
本馬の母は、キャロ馬で4勝もしています。
初仔は、昨年キャロットにて募集されました。
本馬は第2仔になります。初仔の姉も育成は順調の
ようなので、リーチコンセンサスは繁殖牝馬としても
優秀なのかもしれません。牝馬の多い近親の中で、
牡馬が誕生したというのも何か良いですね。
母父フレンチデピュティとの相性は、まだ定かではあ
りませんが、この馬も面白いと思います。
No.11 ディアデラノビアの14
皆様お馴染みの母ですね。人気が高いので優先権
を持たない自分にとっては、なかなか立ち入れない領
域の馬なのです。
いま走っている全兄は1勝を挙げています。そのデビュ
ー戦は、上がりタイムも速くて強かったように思います。
それから、色々あって2戦勝ちがないのですが、まだ
まだこれからですものね。1つ上の全兄もデビュー前の
評価も上々なので、本馬対する期待値も計り知れない
ものでしょう。
ただひとつ気になるのは、普通の繁殖牝馬は生涯に
一頭優秀な競走馬を生んでくれれば立派なのだと思
います。母はすでにディアデラマドレという重賞馬を世
に出しており、それから第二、第三の重賞馬を世に出
すというのは並大抵のことではないということなのです。
でもまぁ、秋にはあっさりと全兄が重賞馬になってしま
うかもですね。それだけの力は、この牝系にはきっと
有るでしょう。
ラベル:一口馬主 キャロット2015募集馬